マシニングのサイドカッターの切削条件や使い方を紹介!Tスロットカッターの違いは?

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サイドカッターとは

サイドカッターは丸棒に円盤が取り付いたような形状で、断面図で見ればTの字の反転した形状になります。刃が円盤の外側に千鳥(ジグザグと)ついていてチップ式のものもあります。千鳥に刃が取り付けられるので、上の刃と下の刃の幅が削った時、加工幅になります。

径が大きいものがほとんどですが、小さいものはTスロットカッターを使用します。

切削条件

工具の切削条件 参考値
工具(超硬刃) 回転数 送り
サイドカッターφ50厚み3 s200-300 F50
Tスロットカッターφ10厚み3 400 F45

ゴリゴリと大きな切削音が鳴るので、音が小さくなる条件をオーバーライドで調節して探します。

一枚当たり0.01の送りかと思う。

使い方

側面の掘り込みがあり立形マシニングで側面を削る時に使用します。
荒加工で、何かの逃げを作成したり、工数を減らす為に側面加工をしたりします。

極力切込み量は少なくします。あまり負荷をかけると壊れます。

シャンク径と刃先径の差分の半分を計算して、XY方向で切込みがシャンクと品物が当たらないようにします。例えばシャンク径30、刃先径50なら差が20ですが、半分の10までなら切り込んでもいいという事です。

Tストットカッターの場合は、内径のリング溝を作成する時、使う事が多いです。

その他の溝加工

Tスロ、サイドカッター以外の方法で、丸材に限っては内径と外径に旋盤で溝加工が出来ます。

インデックスやテーブル回転する横マシニングがあれば6F材に溝加工も可能です。

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