マシニングのアングルヘッドを解説!工具長の測定方法は?

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アングルヘッドとは

主軸に取り付く工具で、向きを90度変える事が出来ます。

値段がおおよそ20万円?くらいするかと思います。

主軸回転を90度変えて横向きに回転するので構造的に弱いかと思われます。その為、小さいキリ穴とか、負荷が弱い加工が向いていると思います。

僕も実際、使った事がないので、想像でしか言えないのですが、おおよその勘です。

アングルヘッドのあるメーカー

工具長の求め方

自己流なので、参考程度に。

  1. 工具長が分かっている工具に、どこかZ面ベースにシムが動かなくなるまで0.1づつ下げていく。
  2. 工具が止まった所で、機械カウンターに、その工具の工具長を入力する。
  3. アングルヘッドについている工具と同じZ面ベースをシムを入れながら当たる所で止める。
  4. 機械カウンター数値とアングルヘッドに取り付いている工具半径を足した値が、工具中心の長さになります。
  • BIGのベースマスターを使ってもよいかと思います。
  • 取説に先端の工具長は書いてあります。

主軸中心から刃先までの距離を測定方法

自分流なので参考程度にして下さい。正しいかは分かりません。

  1. 「A.座標が分かっているX面」と「B.径が分かる工具」と「C.工具の側面の間にシム入れて得た座標」をとる。
  2. 元の座標と得た座標と工具半径を差し引きして長さ出す.(A-C-B/2)

工具径を測る投影機(影で映し出してメモリを読む)があれば、すぐ分かりますね。

アングルヘッドの注意点

干渉しない事が一番大切です。ぶつかってしまうと壊れるか精度が悪くなると思います。

ワークに接近する時と、逃げる時、マガジンの隣までの距離も長いと必要になります。

回転や送りは通常の8割程度にした方がいいかもしれないですね。

構造的に貧弱そうなボディなので。。

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