マシニングの円弧プログラムを解説！どんなｇコード？

技能

2024.05.05

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円弧形状に合わせたプログラム作り

僕の経験上、円弧プログラムは、形状次第で難しくなります。

色々な円弧形状があり、円弧同士を繋げたり、円弧と直線を繋げたりします。

結ぶ点は1/1000か1/10000かにして繋がないとプログラムエラーが出ます。
「線と線をつながらない」というエラーですね。隙間があるって事です。

実際、作成してみると、思うようにならず、円弧の向きが違ったり、円弧が大きかったりしてしまいます。

そんな問題を解消する為に、ぜひ、この記事を参考にして下さい。

Gコードで解説していきます。

Rは点と点を繋ぐ角度が0～180未満ならプラス、180以上ならマイナス数値になります。

例

G02X50.Y0R50.

G02X50.Y0R-50.

円弧同士をつなぎ合わせ、その上の点をA、下の点をBとしてプログラムを作成します。

原点は左の赤丸で、原点からダウンカットで時計回りに加工をスタートします。

交点A点、B点は、CADで位置を求めてもらいます。（きちんと万分の1まで入力しましょう）

実際、A点、B点の細いエンドミルは無いのですが、仮想で作成してあります。

円弧と接線を繋ぎ合わせて、その上の点をA、B、下の点をC、Dとしてプログラムを作ってみます。

原点は左の赤丸です。原点からダウンカットで時計回りに加工をスタートします。

点ABCDは、CADで位置を求めてもらいます。