マザトロールで加工時間を1秒でも縮める書き方!無駄な逃げ動きを減らす設定テクニック

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プログラムの時短

連続

一行上の数値(XYZ)を連続して同じ数値を入力したい時に使用します。

上の写真の場合は、X-10.5が同じなのでFIGの2行目にもX-10.5を入力する時は、連続ボタンを押す事により同じ数値が入ります。

FIG PIN X Y
1 直線 -10.5 15.5
2 直線 -10.5 -12.5

赤いマーカーで塗りましたが、カーソル位置がFIGの2行目のXの時に連続が表示されます。

*古い機械のマザトロールには連続ボタンはありません。

 

形状コピー

UNoの出来上がっているFIG形状をコピーしたい時に使います。

FIG形状が多い時に使用するのが便利です。

上の写真ではFIGが12行あり、さらに小数点まであるので手打ちするのは大変ですので形状コピーします。

形状をコピーする手順は、FIGの最初の1行目で何も入ってない状態(直線、CCW円弧など)でカーソル位置は1行目に置いておくと形状コピーボタンが表示されるので、押します。

マザックのテキストの手順を書くと以下になります。

  1. コピーさせたい形状シーケンステータの1行目をタッチします。
  2. メニュー選択ボタンをタッチします。
  3. 形状コピーメニューをタッチします。
  4. コピー元の形状シーケンスデータがあるUnoを入力します。

*形状シーケンスデータの場所にデータが入力されている場合はコピー出来ません。

*コピー元の加工ユニットと形状タイプが異なる場合はコピーできません。

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ユニットコピー

UNoをコピーします。

同じUNoを使用したい時に使っています。

これもやり方はマザックテキストを引用して書いていきます。

  1. ユニットをコピーさせたい行をタッチします。
  2. メニュー選択ボタンをタッチします。
  3. ユニットコピーメニューをタッチします。
  4. コピー元のユニットがあるワークNoを入力しOKボタンをタッチします。
    • *現在編集中のプログラムの中からコピーする場合は、INPUTを押して省略出来ます。
  5. コピー元のユニットNoを入力します。

またsmoothからUnoを複数コピーする事が出来ます。

UNoの間にコピーを入れていくのですが、古い機械では出来ません。。

同様に複数削除も出来ます。

プログラムコピー

UNo同様にプログラムもコピーする事が出来ます。

取代を少なくする

取り代の値を小さくする事でアプローチ距離を減らせます。

以下の例を入れて説明します。

点加工のエンドミルの数値設定

SNo 工具 呼径 No 加工穴径 加工穴H 下穴径 下穴H
1 ドリル 30 30 40 0 100
2 エンドミル 20 32 40 30

上の表の赤いマーカーで30の部分ですが、先にドリルで30の下穴が空けたので、エンドミルが入るZ方向のアプローチ時はG00(早送り)で入る事が出来て、XYアプローチも3㎜くらい手前まで接近して穴を32にします。
これがもしエンドミル径より小さく設定したら、例えばφ19とかにしたら、Zの落下するアプローチはG01(切削送り)になり、XYアプローチせず削っていきます。

面加工の取り代

面加工で取り代を常に深さと一緒にする必要もない時もあります

以下の例で説明していきます。

UNo ユニット 深さ 取代-Z 仕上代-Z 仕上代-X
2 ポケットミル 5 5 4 4 0.6 0.6

赤マーカーの5はZアプローチが切削送りになります。

エンドミル落下点がエンドミル径より大きく空いている場合(ドリルで下穴をあけたりして)、早送りで接近していいので、取り代Zは1とか少ない数値にする事で、早送りでアプローチする事が出来ます。

ただし、ドリルで下穴をあけたら先端角118度あるので、フラットドリルなどで、平らにするか、取り代Zを少し多めにしとくと早送りで干渉する事を避けられます。

 

TPC

TPCを活用する事でアプローチを小さく出来ます。

TPCのボタンは画面上部にあります。ちょっとわかりにくいので今度写真を載せます。

点加工で説明します。

D1 点加工第2R点高さ 3
D41 点加工R点高さ 3

第2R点とR点の違いは、いまいち分かりませんが、多分、1本目と2本目以降の工具の違いなのかなと思います。

R点を3から0.5とかに変えるとアプローチが早くなります。

真円1トルネード

トルネードは加工面Z+3㎜手前から回り始めます。

それなので、Z数値を例えば2.5㎜下げるとZ+0.5からスタートします。

そして穴深さを本来の値より2.5上げておきます。そうすると空回り運転する動きが減ります。

例えば、穴深さ10なら+1㎜深く入れておきたい(エンドミル先端コーナーRがあるので)穴深さ11にしたい所です。プログラムの開始Zを-2.5にして、終わりを2.5上げます。すると穴深さは8.5になります。

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